大阪能楽会館 解体/取壊

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 1959年に大阪梅田に建てられた民間の能楽堂「大阪能楽会館」(大阪府大阪市北区中崎西2-3-17)が、諸事情を理由に、2017年12月末をもって約60年の歴史に幕を下ろしました。同館は大阪の中心部、梅田駅から北東に徒歩約15分とアクセスが非常に便利なところにあり、オフィスビルやビジネスホテルなどが立ち並ぶ一角で能楽文化を支えてきました。館内は総檜作りの本舞台に橋掛かりと白洲がある伝統な様式で、収容人員は1,2階合わせて513人。能楽の他にロックやファッションショー、能楽教室や能狂言の世界を子ども達に体験してもらうイベントなど、次世代の育成から最先端の文化まで、時代や分野の枠を越えた新しい文化の創造にも貢献してきました。同館の解体作業が本格化しており、2018年4月末までに完了するそうです。(2018年1月執筆)

 

 

 

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