五條市立大塔小学校 閉校

  • 文化・教育施設

奈良県五條市山間部の大自然に囲まれた五條市立大塔小学校(奈良県五條市大塔町宇井183)は、児童数減少のため2018年3月末に閉校しました。同校は1987年、旧大塔村の阪本、辻堂両小学校の統合校として誕生しました。2004年、大塔中学校と合同で利用することになった新校舎は、木の香りとぬくもりが溢れるまるで美術館のような建物でした。2011年5月の時点で児童数は11。同年9月に起きた台風12号により校区は甚大な被害を受け、同校は閉鎖状態。児童たちは近隣の閉校した校舎や約30キロ離れた隣町の小学校へ通学しながら母校の再開を待ち望んでいました。しかしながら、災害の影響は大きく、人口の減少に歯止めをかけられず、2012年4月に正式に休校、そしてそのまま2018月3月に閉校となりました。(2018年6月執筆)

 

 

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