五條市立大塔中学校 閉校
- 文化・教育施設
奈良県五條市に位置する五條市立大塔中学校(奈良県五條市大塔町宇井183)は、2018年3月末、71年の歴史に幕を下ろしました。同校は1947年に開校、2004年9月からは大塔小学校との合同校舎が竣工し、一つの学び舎で児童、生徒たちが共に学び・遊べる学校づくり、子供の育成に努めてきました。同校生は小学生の授業のお手伝いをしたり、小中合同の文化祭や保育園も参加の運動会を先導したりと、下級生のお手本となる存在でした。また、40年以上続く生徒会の伝統行事で、急なカーブや坂道が多い同町を走行するドライバーに手作りのお守りを配り交通安全の呼びかけを行いました。2011年9月、同校区を襲った台風12号の甚大な被害を受け、同校は突如休校になります。その後生徒数の増加が見込めないと市が判断し、同校は2018年3月に閉校となりました。(2018年6月執筆)