相模原市立青根小学校 閉校
- 文化・教育施設
1873年に民家を仮校舎として開校し、1943年には2階建ての木造校舎を落成させた相模原市立青根小学校(神奈川県相模原市緑区青根1331)が、2020年3月末で閉校されることとなりました。
140年以上の歴史を持つ同校は神奈川県内最古の木造校舎。市の登録有形文化財の指定を受けていましたが、2016年4月に木造校舎は火災で全焼してしまい、児童たちは青根中学の教室で授業を受けています。現在の児童数は7人ながら、地元に根付いた行事や学習も多く、祖父母が卒業生という子どももいるため閉校を惜しむ声がたくさん上がっています。
閉校後は、2019年4月から青野原小学校に統合される方針で、2020年4月には義務教育9年間の学校を開設する予定です。長い歴史を持つ同校に思い出を持つ人も多いはず。これを機会に、元々の校舎があった場所をもう一度訪れてみませんか。
(2019年1月執筆)
焼失前の美しい校舎です。かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
在籍児童の心のこもった作品です。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい木造校舎での思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:遍照の響き/青根小学校
引用 : 市民がつくるTVF事務局 様