松山赤十字看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
松山市清水町の松山赤十字看護専門学校(愛媛県松山市清水町3丁目90番地)が、2019年3月末で閉校し、125年の歴史に幕を閉じることになりました。同校の歴史は、1894年に開設された日本赤十字社愛媛支部看護婦養成所が日本赤十字社愛媛支部病院へ移管されたことから始まり、卒業生は約3,000人にもなります。看護師だった母親や祖母の姿を見て入学を目指した人、災害現場で救護する看護師を目指して入学を決めた人など多くの人がナイチンゲールの心を胸に松山赤十字看護専門学校へ入学しました。卒業生の中には、閉校の知らせを聞いて「母校が閉校になるのは寂しい。でも患者さんの気持ちに寄り添うことという大切な心を学んだ場所です。私の心に永遠に刻み込まれています。」卒業生の声です。同校にゆかりのある人は、閉校までにもう一度校舎を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。(2019年2月執筆)