身延町立久那土小学校 閉校

  • 文化・教育施設

身延町立久那土小学校(山梨県南巨摩郡身延町三澤15)の佇む身延町は山間の美しい場所です。周辺には見どころも多く、特に下部温泉は湯治場として有名で、名湯百選の一つにも選定されるほど。かつて井伏鱒二や若山牧水ら多くの文人も好んで足を運んだ場所のようです。静かでのんびりした山間ですくすくと育つ元気一杯の子供たち。「お昼休みや放課後に、学校の向かいのさんかく山に登って友達と遊んだものです。とても懐かしい。」卒業生の声です。

近年の少子化の影響で、小中学校で統合が進められて来ましたが歴史ある当校も閉校することになりました。2017年3月末でその歴史の幕を閉じます。当校の創立は1899年ですので実に118年の歴史の閉幕です。同年4月以降、在籍児童は西島小学校と統合され、新しく「身延清稜小学校」としての歴史が始まります。身延町立久那土小学校の歴史と伝統は新しい学校に引き継がれてゆきます。

(2016年12月執筆)

 

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