佐賀県立杵島商業高等学校 閉校
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佐賀県立杵島商業高等学校(佐賀県杵島郡大町町大字大町2039)は、佐賀県立武雄高等学校より分校し、商業専門の高等学校として1961年に独立した高校です。佐賀県内の県立高校としては、初めての制服制度の導入や、初の海外への修学旅行を実施するなど、新しい分野への参入を積極的に行ってきました。
天気の良い日には、普賢岳を臨むことのできる高台に位置していた同校。名物は長い坂道です。この坂を通って登下校した3年間は、生徒たちの心にいつまでも残る青春時代の思い出となっています。
地域に貢献できる即戦力としての人材を数多く輩出してきましたが、2020年3月末をもって佐賀県の県立高校再編により閉校することが決定し、59年の歴史に幕を下ろすことになっています。閉校まではまだ間がありますので、同校にゆかりのある方はもう一度訪れて、当時の思い出を偲んではいかがでしょうか。
(2019年2月執筆)