さつま町立山崎中学校 閉校
- 文化・教育施設
再編による統合のため、さつま町立山崎中学校(鹿児島県薩摩郡さつま町山崎1120-1)が2019年3月末でその72年の歴史を終えました。
1947年に山崎村立第一中学校として誕生した同校は全校生徒が30名に満たない小規模の学校。一級河川の川内川とその支流・久冨木川に囲まれ鬱蒼とした自然の中に佇む美しい学校です。「ふて学校に負くんな(大きな学校に負けるな)」をスローガンとし、一人ひとりを尊重した教育方針がスタイルとのことです。異なる学年との交流の一環である炊飯遠足もまた当校の特長です。山崎中学校の歴史の最後の年、女子バレー部が県の総合体育大会で優勝するという快挙で有終の美を飾りました。総体での優勝は長い歴史の中でも初めてのことでした。学校関係者に大きな感動を与えた出来事となりました。当校での美しい学校生活は先生、生徒その他関係者の記憶の中に永遠に残ることでしょう。
(2019年4月執筆)
とても美しい校門です。
芸術的な建築物ともいえる美しい校舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:清十郎様/PIXTA
VIDEO:さつま町立山崎中学校閉校記念事業実行委員会 様