松山赤十字看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
愛媛県松山市にあった松山赤十字看護専門学校(愛媛県松山市岩崎町2丁目3番40号)が、2019年3月31日をもって閉校となりました。当校は1913年4月に日本赤十字社の愛媛県支部、病院救護員養成所として開校したのがその始まりです。その後は改称を重ねつつ、125年の長い歴史を歩んできました。充実した学科と厳しい実習で有名な学校でしたが、そのぶん学びも多く優秀な卒業生も多く輩出した学校でした。市外から進学してくる生徒も多く、厳しくも充実した環境で支え合い切磋琢磨していた生徒たちが、毎年誇りを胸に巣立っていく姿は眩しいものがありました。入学式や卒業式で見られた、伝統ある濃紺色の救護員制服に白手袋姿の学生達が行き交う姿も、もう見ることはないのかと思うと寂しい限りです。(2019年4月執筆)