八雲町立相沼小学校 閉校
- 文化・教育施設
1878年に開校した八雲町立相沼小学校(北海道二海郡八雲町熊石相沼町350)。同校では、5年生以上の児童で構成される「相沼少年消防クラブ」と呼ばれる活動が行われていました。これは子どもたちが消防の仕組みや火災予防などについて「自ら学び、行動する場」として結成されたもの。小学校に熊石消防署の職員を招いた救急実技講習や、1947年に起きた「相沼大火」を二度と繰り返さないよう防火意識を訴えるパレードへの参加などを行ってきました。
その他にも、全校生徒で行う田植えなど多彩な活動を行ってきた相沼小学校ですが、近隣の小学校との統合のため2017年3月31日に閉校となり、その138年の歴史に幕を下ろしました。同校にゆかりのある人は、ぜひもう一度この場所を訪れてみてください。懐かしい思い出がよみがえってくるはずです。
(2018年7月執筆)
ここが学び舎であった。その証です。
地域の方々が大切にしている歴史です。
この場所に元気な子供達の歓声が再び響き渡る光景を期待したいものです。
PHOTO:poteto089aaa様