岩内町立第二中学校 閉校
- 文化・教育施設
北海道岩内郡岩内町字野束に位置する岩内町立第二中学校は、2026年3月をもってその長い歴史に幕を下ろします。当校の歴史は古く、1947年の新学制実施期を経て、1949年に現在の校名へと改称されました。同年制定された校章には、日本海の荒波に生きる岩内漁師の不撓不屈の精神を象徴する「三つの波」が刻まれており、港町ならではの歴史と誇りを生徒たちに伝えてきました。
現在の校舎は1979年に落成したもので、長きにわたり地域教育の拠点として親しまれてきました。しかし、町内の小中学校4校を統合し、施設一体型義務教育学校「岩内中央学園」を開校する計画に伴い、閉校が決定しました。2026年4月からは新たな学び舎へとバトンが渡されます。
閉校に先立ち、2025年11月22日には閉校記念式典が挙行されました。また、校歌や日々の授業風景、ドローンによる校舎の空撮などを収めた記念映像の制作も行われ、地域の記憶遺産として保存される取り組みがなされました。岩内岳と日本海に見守られ、多くの若者が巣立った学び舎。長きにわたり学校運営と地域教育に尽力された関係者の皆様に深く敬意を表するとともに、卒業生や教職員の皆様には、この機会に母校での懐かしい日々に思いを馳せていただければ幸いです。
(2026年1月執筆)







