浦河町立浦河第二中学校 閉校
- 文化・教育施設
浦河町立浦河第二中学校は、1947年の教育制度改革に伴い、西舎小学校に併設される形でその歩みを始めました。開校当初、西舎牧場や近隣地区から集まった85名の生徒たちは、小学校の廊下や牧場内の柏会館を学び舎として借用するという、地域社会と密接に関わり合った素朴な環境で学業に励みました。その後、1966年に新校舎の建設が始まり、翌1967年に現在の校舎が完成。以来、大規模な改修を重ねながら、約80年にわたり地域の教育と文化を支える重要な拠点としての役割を果たしてきました。
当校ならではの輝かしい歴史として特筆すべきは、スピードスケートにおける目覚ましい実績です。数多くの生徒が全国大会へ出場しただけでなく、卒業生の中には世界大会やオリンピックの舞台で活躍するトップアスリートも誕生しており、地域の大きな誇りとなっています。また、天草市などの友好交流都市との交流事業や近隣自治体への生徒派遣を通じ、少人数教育の利点を活かした豊かな体験と、お互いを尊重し合う心の育成に努めてきました。
地域に密着し、愛されている学び舎ですが、2026年3月末をもって浦河第一中学校および荻伏中学校と統合されることになり、長きにわたる歴史に幕を閉じます。2025年12月7日には閉校式典が挙行され、在校生や地域住民が思い出深い学び舎への感謝を分かち合いました。
長年、学校を守り育ててくださった運営主体の皆様に深く敬意を表します。卒業生や教職員の皆様、かつての体育祭や学校祭、そして共に過ごした何気ない日常を今一度振り返ってみませんか。ここで育まれた絆や努力の記憶は、閉校後も新しい歴史の礎として皆様の心の中で輝き続けることでしょう。
(2026年1月執筆)







