岩美町立本庄小学校校舎 解体
- 文化・教育施設
鳥取県の岩美町に1891年に開校し2001年に閉校した岩美町本庄小学校(鳥取県岩美郡岩美町新井269)。本庄小学校で利用されていた2階建ての木造校舎は、1952年に完成したものです。100年を超える歴史の中、これまで3750人あまりの卒業生を送り出し、地域のシンボルとして親しまれてきたこの校舎。閉校後には陶芸や織物の教室や福祉施設として利用されてきましたが、建物が老朽化し修繕工事も行えないことから、2017年6月に取り壊されました。
解体工事前には卒業生らによるお別れ会が開かれ、訪れた関係者、地域住民ら約100人が、展示された写真を見ながら思い出を語り、校舎との別れを惜しんだとのこと。現在、同校の跡地には子育て支援センターが建設されていますが、本庄小学校に思い出のある方は、ぜひもう一度足を運んで見てはいかがでしょうか。
(2019年1月執筆)
美しい木造校舎です。
解体されてしまいましたが、確かにここに学び舎が存在しました。
卒業生、先生方や関係者の皆様の記憶に永遠に刻み込まれますように。
PHOTO:遍照の響き/本庄小学校