福井県立武生商業高等学校 閉校
- 文化・教育施設
1965年に商業専門校として設立された武生商業高校(福井県越前市家久町24)が、2020年3月末で閉校となり、55年の歴史に幕を下ろすことになりました。
武生商業高校は、地元の人たちからも「武商」の通称で親しまれています。卒業生も1万人を超え、越前市内外での事業所や個人店などで活躍をしている人たちが多くいます。
秋には、生徒が仕入れから販売までを行う武商デパートが開かれ、保護者や近隣の住民など4000人もの人が来場する大きなイベントがあります。生徒は仕入れや接客などを通じ、ビジネスを実体験として学ぶことができる貴重な機会でした。武商としてのデパートは2019年度が最後の開催となるので、卒業生も足を運んで在校生の活躍を見てはいかがでしょう。
(2019年9月執筆)