筑北村立坂井小学校 閉校
- 文化・教育施設
長野県東筑摩郡にある筑北村立坂井小学校(長野県東筑摩郡筑北村坂井5685)が、2020年3月末に閉校し、148年の歴史に幕を下ろします。
同校は、筑北村の北部に開校した長い歴史をもつ伝統校で、1947年に現在の名称になりました。山々に囲まれた自然豊かな地域にあり、地域の特性を活かし、総合学習では蛍の幼虫放流会を行って環境保全について学んでいます。また、地域住民との交流を大事にしており、住民を講師に招いて昔の遊びや文化、伝統を教わる体験学習を積極的に行ってきました。
しかしながら、年々児童数は減少し、2019年度は41人となっており、今年度で閉校し筑北小学校と統合します。11月に閉校式典が行われたそうですが、新校舎は同校の校舎が使用されるとのことです。既に校舎内ではエアコンなど統合に向けた設備の対策が行われ、児童たちは新しい友達を迎える準備をし、期待に胸をふくらませていることでしょう。
(2019年11月執筆)