蓬田村立広瀬小学校 閉校
- 文化・教育施設
小さな集落にある校門の塀に描かれた絵が可愛らしい、蓬田村立広瀬小学校(青森県東津軽郡蓬田村大字広瀬字坂元24番地)が、1972年3月31日に閉校し、長年の歴史に幕を閉じました。
同校は、広いグラウンドが美しい平屋建ての小学校。そのグラウンドには使われなくなった鉄棒などの遊具が錆びついて佇んでいます。現在、校舎は伝承館として再利用されており、郷土の歴史に関する道具が多く展示されています。そのため外装もきれいに張り替えられていますが、建物の中を見ると当時生徒たちが使用していた靴箱や教室といった名残があり、今でも当時の懐かしい雰囲気を漂わせています。
子どもたちの明るい声が聞こえないのは寂しいですが、もし、同校にゆかりのある方は生まれ変わったこの場所を一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年1月執筆)
何年にも渡り沢山の子供たちが通学した出入り口です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:遍照の響き/広瀬小学校