Final 2028年3月31日 記事【弘南鉄道】聖愛中高前駅 廃駅かのイメージ画像 History 55年

【弘南鉄道】聖愛中高前駅 廃駅か

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弘南鉄道大鰐線は、1952年に弘前電気鉄道によって大鰐駅から中央弘前駅間に開業しました。当初は三菱電機による地方電気鉄道システムのデモンストレーション路線としての位置づけもありました。その後、1970年に弘南鉄道に譲渡され、現在の大鰐線となりました。

聖愛中高前駅は、青森県弘前市大字中野にある弘南鉄道大鰐線の駅です。1973年12月1日に「城南」駅として開業したことにその歴史は遡ります。その後2008年に「聖愛中高前」駅に改称され、現在に至ります。レールの脇に一つのホームが設けられた片面ホームを有する小さな無人駅です。2023年1月に駅舎がリニューアル。駅舎にはハートをモチーフにしたデザインが施され、駅の雰囲気が明るく親しみやすいものになりました。

「りんご畑鉄道」の愛称で親しまれ、地域の重要な交通手段として機能する大鰐線。しかし、少子化による学生利用者の減少や、道路整備によるマイカーやバスの利便性向上などにより、利用者が減少しています。2024年12月には、2027年度末での大鰐線の運行休止、事実上の廃止が報道されました。この流れにそって聖愛中高前駅も廃駅となる可能性が高まっています。

学生時代に日々利用していたという思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか?この機に是非一度当地に足を運んでみてはいかがでしょう。

(2025年2月執筆)

当たり前であった営みに終わりが近づいております。

PHOTO:PIXTA

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