【弘南鉄道】弘高下駅 廃駅か
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弘高下駅は、1952年1月に弘前電気鉄道の駅として開業しました。駅名は近くにある青森県立弘前高等学校の略称「弘高」に由来しています。単式ホーム1面1線の地上駅です。
1970年10月1日、弘前電気鉄道は弘南鉄道に譲渡され、大鰐線の一部となりました。1974年には駅の業務委託化が行われ、現在も委託駅として運営されており、平日の朝・夕のみ委託社員が配置されます。
近年は利用者の減少が続いており、2013年6月に弘南鉄道から大鰐線の廃止が表明されました。しかし、沿線自治体からの財政支援を受けながら現在に至るまで運行を継続してきました。多くの困難に直面しながらも長きに渡り地域住民の足として活躍してきましたが、2024年12月、弘南鉄道は2027年度をもって大鰐線を休止する意向を明示しました。利用客の減少や維持運営コスト増大等が理由とされています。
弘高下駅の1日平均乗降人員は減少基調であり、厳しい状況が続いていますが、駅周辺には教育施設が立地し、地域にとって重要な交通拠点となっています。大鰐線の廃止が決定的となった今こそ、是非現地を訪問してみてはいかがでしょうか。昔ながらの駅舎と電車の雰囲気は魅力的であり、きっとあなたを暖かく歓迎してくれるはずです。
（2025年1月執筆）
懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
PHOTO:PIXTA
当地出身の映画監督「五十嵐匠」氏の手がけた映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」。1970年代初頭のカンボジア内戦を背景に、実在の日本人フォトジャーナリスト「一ノ瀬泰造」の生涯を描いた作品です。若き一ノ瀬は、クメール・ルージュと政府軍の闘争が激化するプノンペンで、アンコールワットの撮影に情熱を注ぎます。
命を賭けて戦場の真実を伝えようとした若き戦場カメラマン「一ノ瀬泰造」。五十嵐匠氏の手によりその生きざまは後世に伝承されています。
