【弘南鉄道】石川駅 廃駅か
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石川駅は、1952年に弘前電気鉄道の新石川駅として開業しました。当時は地域の重要な交通拠点として機能していました。1970年に弘前電気鉄道は弘南鉄道に譲渡され、大鰐線の一部となりました。その後、1986年に現在の「石川駅」に改称されています。島式ホーム1面2線を有する無人の地上駅で、地域の方々の日常生活をささえてくれる小さな駅です。
弘南鉄道大鰐線は利用者の減少が続いており、2013年に廃止が表明されました。しかし、沿線自治体からの財政支援を受けながら現在に至るまで運行を継続してきました。多くの困難に直面しながらも長きに渡り地域住民の足として活躍してきましたが、2024年12月、弘南鉄道は2027年度をもって大鰐線を休止する意向を明示しました。利用客の減少や維持運営コスト増大等が理由とされています。
厳しい状況が続いていますが、大鰐線の廃止が決定的となった今こそ、是非現地を訪問してみてはいかがでしょうか。天気に恵まれれば美しい岩木山の姿を楽しめる機会になるかもしれません。
（2025年1月執筆）
多くの人の思い出の詰まった駅舎です。
PHOTO:PIXTA
