青森市立高田中学校 閉校
- 文化・教育施設
広大なグラウンドが特徴の、青森市立高田中学校(青森県青森市大字高田字川瀬122-4)が、2011年3月末をもって閉校し、64年の長い歴史に幕を閉じました。
1947年に創立した同校は、赤い屋根が映える平屋建ての中学校。閉校前は全校生徒が48名と市内で最も少なくなってしまい、遂には統合による閉校を余儀なくされました。広い敷地を持つため再利用も期待されましたが、残念ながら校舎は解体されて現在は更地となっています。唯一残存している同校の記念石碑と「高田中学校前」の停留所が、確かにこの場所に同校が存在した証としてこの地を訪れる人の目印になっているようです。
校舎自体が無くなってしまうのは、卒業生にとって寂しさを感じさせるものがありますが、もし思い出のある方は一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年1月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/高田中学校