七戸町立野々上小学校 寺下分校 閉校
- 文化・教育施設
七戸町立野々上小学校 寺下分校(青森県上北郡七戸町字寺下)が設立されたのは、1924年のこと。「七戸小学校荒屋分教場寺下分教室」として設立されたのがその歴史の始まりです。幾度か改称を繰り返したのち、1947年4月1日に野々上小学校の寺下分校となりました。
本校の野々上小学校からは3kmほど西の寺下地区。この地域はもともと民家も多く、児童もたくさん通っていましたが、時代の流れとともに1945年ごろには20名ほどとなり、徐々に減少していきました。児童の減少に歯止めがかからなかったことから、1977年3月31日をもって閉校し、50年以上に渡る歴史に幕を下ろしました。閉校当時は児童数が3名となっていたようですが、閉校式には地域の人々など多くの人が参加したとのことです。
この地に美しい学び舎が存在したことは永遠に歴史に記憶されることでしょう。
(2020年1月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
在籍していた子供達が見ていた景色です。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/野々上小学校 寺下分校