長崎市立川平小学校 閉校
- 文化・教育施設
長崎市立川平小学校(長崎県長崎市川平町108番地)は、1877年に創立起源をもつ歴史ある小学校。多くの生物が生息する浦上川のそばに佇む美しい学び舎です。
同校では「生命を大切にしよう」という意味を込めて校内にビオトープを構えています。初期のコンセプト作りから実際に生息するホタル等の生物の生態研究までしっかり勉強されているとのこと。子供達が作ったビオトープにはホタルの幼虫・カワニナ・カニなどの生物が生き生きと生息し、子供達にとって生物や自然についてよい学びの機会となっていたそうです。
地域住民に大切に見守られ、元気に仲良く成長できる小さな学び舎でしたが、残念ながら同校は2020年3月末をもって閉校し、143年の歴史に幕を下ろしました。同校にゆかりのある人は、ぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと在りし日の大切な思い出が甦るはずです。
(2020年5月執筆)
周囲の自然と調和する美しい学び舎です。
きっと元気な子供たちの声が響いていたことでしょう。
長きに渡り地域の子供達を守り抜いてくれました。心より感謝申し上げます。
PHOTO:kattyan様
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