神奈川県立平塚農業高等学校 閉校
- 文化・教育施設
2020年3月末をもって、神奈川県立平塚農業高等学校(神奈川県平塚市達上ヶ丘10-10)が閉校しました。
1886年に大住郡・淘綾郡・足柄上郡が大住郡金目村へ誘致したことにより三郡共立学校が創立したことが同校の歴史の始まりとなります。農業や食品系の分野に力を入れており、同校保有の畑や、校外には田畑や果樹園がある広大な敷地を持つことが特徴です。実習や実験も充実しており、専門の知識も身に付けられると評判。また、文化祭では学科ごとに野菜や花、手作りのジャムを商品として販売を行い、当日は地元住民が多く来校するなどにぎやかな行事となっていたそうです。
134年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2020年に閉校し、その歴史は校舎制となって統合した神奈川県立平塚農商高等学校に引き継がれました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年12月執筆)