小樽市立緑小学校 閉校
- 文化・教育施設
小樽市立緑小学校(北海道小樽市花園5丁2-4)が 98年の歴史に幕を下ろしました。当校は、1920年、尋常小学校として開校した小学校です。開校当初の小樽市は札幌よりも人口が多く、日本でも有名な商業地域として知られていました。そのため、これまでに同校が世に送り出してきた未来の人材は約15,000名にも登ります。
全国でもいち早く国語教育に力を入れ、「国語の緑」としてパイオニア的な存在としても知られていました。この他に伝統的に取り組んできた「歌声活動」では、子供たちは音楽活動を通じて感性や表現力を身につけます。また他のクラスや学年の歌や音楽を聴き交流することで、協調性や他者を尊重する力を養うことも目的でした。
バラエティ豊かな教育方針で多くの子供たちを育んできた同校ですが、学校再編により2018年に閉校となってしまいました。同校にゆかりのある方は、小樽を訪れた際には一度跡地に足を運び、是非たくさんの思い出を懐かしんでみてください。
(2018年8月執筆)
校舎入り口のようです。
側面から見た校舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:北海道在住W様