Final 1980年3月31日 記事笠岡市立高島小学校 閉校のイメージ画像 History 79年

笠岡市立高島小学校 閉校

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笠岡市立高島小学校(岡山県笠岡市高島4764-1)の起源は1901年にまで遡ります。初等外浦小学校高島分教場が設置されたことからその歴史の歩みを始めます。現在も姿を残す二宮金次郎像の設置(1940年)、運動場拡張(1963年)等の歴史を繋ぎます。一貫して当地の子供達を守りぬき、地域に愛された学び舎は1980年にその歴史の幕を下ろしました。

高島は日本書紀・古事記に記載されている神武天皇が東征の折に逗留した「吉備の高島」との説が有力な由緒ある場所。太平洋戦争以前は神武天皇遺跡として有名な島でした。

歴史ロマンあふれる島の美しい学び舎。その姿はもう消えてしまいましたが、その歴史が色あせることはありません。春のツツジが咲き乱れる、つつじ祭りに合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。きっとかつての校庭を駆け巡る子供達の元気な歓声が聞こえてくることでしょう。

(2022年12月執筆)

 

笠岡市立高島小学校

現在でも地域にとって大切な場所であり続けています。

 

笠岡市立高島小学校

地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。

PHOTO:くろうさぎ様

 

 

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