マスカットスタジアム 全面改修
- 文化・教育施設
マスカットスタジアムは、岡山県倉敷市にある野球場で、1995年に完成しました。正式名称は「岡山県倉敷スポーツ公園野球場」ですが、公募により「マスカットスタジアム」という親しみやすい愛称がつけられました。 センター122メートル、両翼99.5メートルの広さを誇り、約30,000席の観客席を備えています。外野には天然芝が敷かれ、中四国地方でもトップクラスの設備を持つ球場として知られています。さらに、最新のスコアボードやLED照明を完備し、プロ野球の試合も開催されるなど、地域のスポーツ文化の中心的な存在の施設。高校野球や社会人野球の試合も行われ、岡山県を代表する野球施設として活用されています。また、スポーツ以外のイベントにも対応する多目的なスタジアムです。
しかし、近年では施設の老朽化が進み、改修の必要性が指摘されています。岡山県はグラウンド規格や必要な機能、観客収容能力などを見直し、再整備の方針を策定する予定です。現在の姿は近い将来大きく変化しそうです。
長年にわたり岡山県の野球文化を支えてきた重要な施設です。今後の改修により、さらに魅力的な球場へと進化することが期待されますが、現在の施設にこそ思い入れがあるという方も多いのではないでしょうか。ぜひ当地を訪れて歴史あるスタジアムの雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか。
(2025年2月執筆)
大切な思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
心に記憶しておきたい景色です。
PHOTO:写真AC