浦幌町立川流布小学校 閉校
- 文化・教育施設
1910年に十勝郡生剛村第四川流布特別教授場として開校。ここが浦幌町立川流布小学校(北海道十勝郡浦幌町川流布147)の創立起源となります。同校は、近くに川流布川が流れる田園地帯に囲まれた場所に位置した、児童数7名の小規模校。当時は2階建ての校舎が建っており、この地域の子どもたちの教育の中心を担っていたそうです。
76年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1986年に閉校。新設の統合校の上浦幌中央小学校が誕生し、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在は学校があった証として、校門と教員住宅が残されており、跡地には「川流布会館」が建てられています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年1月執筆)
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様