音更町立南中士幌小学校 閉校
- 文化・教育施設
1999年3月末をもって、音更町立南中士幌小学校(北海道河東郡音更町東音更西2線)が閉校しました。
1898年に簡易教育所として開校。ここが当校の創立起源となります。田園地帯が広がるのどかな環境に位置した同校は、児童数20名の小規模校。当初は中学校(分校)を併設していたそうです。また、かつては交通安全指導のモデル校に指定されており、交通マナーに力を入れていました。101年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1999年に閉校。駒場小学校へ統合となり、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在校舎は学校適応指導教室として再利用され、不登校の児童や生徒の支援が行われています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年1月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様