幌延町立下沼小中学校 閉校
- 文化・教育施設
1982年3月末をもって、幌延町立下沼小中学校(北海道天塩郡幌延町下沼270番地)が閉校しました。
1906年に温内簡易教育所として開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、国道40号線沿いに位置した小規模校。当時は木造平屋建ての校舎が建っており、1950年には幌延中学校下沼分校を併置した後、下沼小中学校と改称されました。かつては勤労教育研究学校に指定され、多くの子どもたちが勉学に励んでいたそうです。
76年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1982年に閉校。地域の小中学校と統合となり、独立校としての歴史は閉幕となりました。
閉校後しばらくは保育所などとして使用されていたようですが、現在跡地には当時のままの体育館が姿を残し新しい集会所が建てられています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年2月執筆)
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:poteto089aaa様