瀬田の唐橋
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瀬田の唐橋は、滋賀県大津市にある橋で、全長223.7メートル。日本三古橋の1つとされ、近江八景「瀬田の夕照」としても名高い名橋です。
古来「唐橋を制する者は天下を制す」といわれるほどの交通の要衝であり、京都防衛上の重要地でした。 その設置は古く667年の大津宮遷都の際に架けられたとの説が有力。日本書記には、672年の壬申の乱で近江朝廷軍だった大友皇子が大海人皇子軍に瀬田橋の戦いで敗れた、との記載があります。
鋼とコンクリート製の現在の橋は1979年に架け替えられたもの。そして滋賀県道2号大津能登川長浜線がこの橋を渡り依然として当地の交通の要所であり続けます。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。橋上から眺める美しい夕日は1300年前の我々の先祖様が見つめていた景色と大きく変わらないはずです。
(2023年3月執筆)
古代日本最大の内乱「壬申の乱」。当地はゆかりの地です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?