宮城県立蔵王高等学校 閉校(分校化)
- 文化・教育施設
宮城県立蔵王高等学校(宮城県刈田郡蔵王町曲竹濁川添赤岩1-7)は宮城県にある高等学校です。蔵王山を望む青麻山の東麓に位置しており、豊かな自然に囲まれた高校です。1996年に白石女子高等学校から独立する形で開校し、これまでに2,000人を超える生徒が卒業しています。
誰にとってもわかりやすい授業(授業のユニバーサルデザイン)を行っている点と、地域と連携した協働的な体験学習を行っている点が同校の教育の特徴として挙げられます。蔵王町が進めるジオパーク構想と連携し、地域の人々と火災防災学習や健康スポット探求、農業体験、街の魅力発信などに取り組んでいます。
蔵王高等学校は、再編に伴い2025年4月より白石高校の分校「白石高等学校蔵王キャンパス」となることが決定しているため、2025年3月31日に29年の歴史に幕を下ろす予定となっています。現行の普通科2学級を1学級となります。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方は、ぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年7月執筆)