北海道南茅部高等学校 閉校
- 文化・教育施設
北海道南茅部高等学校(北海道函1560館市川汲町1)は北海道にある高等学校です。同校は1949年に開設された北海道森高等学校臼尻分校(定時制)と、1951年に開設された北海道森高等学校尾札部分校(定時制)が前身となっており、この2校が1957年に合併することにより尾札部村・臼尻村組合立北海道南茅部漁業高等学校が開校しています。
同校の特徴的な取り組みとして、「コース別授業」を行っている点が挙げられます。これは生徒の進路希望の実現のために行われているものであり、大学や看護学校などへの進学を考えている生徒が選択する「FU(For the Upstairs)コース」と、主に就職を考えている生徒が選択する「BS(Business Skill)コース」に分かれ、それぞれの目標に向かい学んでいきます。
同校ならではの取り組みを行っている南茅部高等学校は2029年3月31日に閉校し、北海道森高等学校臼尻分校の開校から80年の歴史に幕を下ろす予定となっています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年7月執筆)