すさみ町立佐本小学校 閉校
- 文化・教育施設
すさみ町立佐本小学校(和歌山県西牟婁郡すさみ町佐本中92)はかつて和歌山県にあった小学校です。同校は1877年に佐本村大字臨川寺内に中村小学校として創設されたことがその歴史の始まりとなっています。
同校は創設後、分離や合併、校名の改称などさまざまな変遷を経てきました。長い歴史の中では一度廃校となったこともありますが、1970年大己小学校と統合して改めてすさみ町立佐本小学校として発足しています。
かつて300名を超す児童が通っていた佐本小学校ですが、その後児童数が減少。1998年に中学校と運営を一本化して佐本小中学校となりましたが、統合に伴い2009年3月31日に閉校し、1877年の創設から132年という長い歴史に幕を下ろしています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年5月執筆)
実に美しく可愛らしい校庭です。
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様