記事長野県信濃美術館 解体/改築のイメージ画像

長野県信濃美術館 解体/改築

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長野県信濃美術館(長野市箱清水1-4-4)が解体されるようです。当館は「長野県に美術館を」という県民の声に応じて1966年に財団法人の運営で開館し、1969年からは長野県唯一の県立美術館になりました。

1990年には長野県にゆかりのある日本画家の東山魁夷の作品を展示する東山魁夷館が併設され、これまで両館併せて750万人もの人が来館しています。 郷土作家の作品や信州の風景画などの収蔵品の公開、年4回の企画展、また美術団体などに作品発表の場の提供もしていました。ショップやカフェもあり栗を使った郷土菓子や魁夷の絵をイメージした和菓子を楽しめたようです。

コアなファンに愛された施設ですが、老朽化などに伴う全面的な再整備のため2017年から休館をしていましたが、解体ということになりました。当施設の歴史は新らしい美術館に引き継がれてゆきます。

(2018年2月執筆)

 

PHOTO:PIXTA

 

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