阿見町立吉原小学校 閉校

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阿見町立吉原小学校(茨城県稲敷郡阿見町吉原614)が2018年3月末をもって閉校となりました。日本で2番目に大きな湖、茨城県霞ケ浦。その湖畔に立つ町、阿見町に位置します。歴史は古く、創立以来138年です。明治時代に吉原医王寺というお寺の跡に設立されて以来、場所や名前を変えながら多くの生徒たちの思い出を作ってきた場所でした。閉校する年3月8日には、記念になるようにと、生徒たちが体育館に集まって人文字を作ってドローンで撮影したそうです。文字は、学校の歴史にちなんで『138』だったとか。ところで、この吉原小学校が最初に建った場所である医王寺の跡は、ずっと不明のままでした。火事で焼けてしまい、よそに移転したお寺の跡だという事だけが文献に残っていたそうです。が、場所の特定ができずにいたそうです。それが、閉校間際の2018年1月にようやく特定されたとのこと。吉原小学校の最後の校長先生は、「子供たちが地域の歴史を知ることが、未来を作る力になってほしい」と話していたという事です。また、学校跡を何に使うかはまだ不明ですが。市民からは「思い出を語り合える場所になってほしい」ととの声が上がっているようです。(2018年4月執筆)

 

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