足立区立江北中学校 閉校
- 文化・教育施設
日暮里・舎人ライナーが走る江北駅・高野駅から徒歩3分。1962年の創立以来便利になっていく街の中で子どもの成長を見守ってきた足立区立江北中学校(東京都足立区江北1-17-1)が2017年3月31日をもって閉校し、56年の歴史に幕を閉じました。2017年4月からは同区上沼田中学校との統合により、新たに江北桜中学校が誕生しています。
江北中学校の特徴の1つはボランティア部があること。生徒は他の部活と兼任で所属することもできます。地域から依頼を受けて行事の手伝いや清掃活動などに多くの生徒が参加し、地域との関りが深い中学校でした。江北地区は五色桜の名勝地。縁がある方はきっと、校章のモチーフともなった桜の下を通るたびに廃校への寂しさと懐かしさ、ボランティア活動を通した地域との関りを思い出せるでしょう。(2018年12月執筆)