Final 2019年3月20日 記事吉川英治記念館 閉館のイメージ画像 History 42年

吉川英治記念館 閉館

  • 文化・教育施設

吉川英治は「鳴門秘帖」や「宮本武蔵」などの代表作を残し、昭和に活躍した小説家です。横浜の生まれですが、疎開先として縁があった青梅市には吉川英治記念館(東京都青梅市柚木町1-101-1)があります。1977年の開館から蔵書をはじめたくさんの資料の展示でファンを喜ばせてきた記念館ですが、2019年3月20日をもって閉館することが決まりました。

記念館は手入れが行き届いた庭の奥に歴史を感じる母屋にあります。歴史小説ファンが多い吉川英治ですが、本を知らない人でも当時の暮らしぶりや昭和レトロの趣を楽しむことができ、時間の流れがゆっくりと感じる場所です。現在記念館ではミュージアムグッズを半額で提供中。最後の営業月は来館者に粗品のサービスを行い、開館から42年の感謝を伝える予定となっています。思い出ある方は閉館前にもう一度訪れてみてはいかでしょうか。

(2018年12月執筆)

 

まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような外観です。

 

格式を感じさせる正面入り口です。

 

長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

追記  当館は2020年9月に再オープンするとのことです。青梅市運営管理での再出発になるようです。(2019年12月)

 

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