魚津市立村木小学校 閉校
- 文化・教育施設
2018年3月31日に閉校した魚津市立村木小学校(富山県魚津市村木町1-21)。1909年、魚津尋常小学校として創立したのが村木小学校の始まりで、110年もの長い歴史と伝統を守ってきた小学校です。1956年に起こった魚津大火で校舎が一度全勝するなど憂き目に遭ったこともありましたが、1,000人近くの児童が在籍した時代もありました。同校は地域との関わりも深く、毎年夏には保存会の方から蝶六踊りを学んできたという歴史もあります。魚津祭りの街流しでは小学校の児童が代々開幕のステージを飾り、地域の人々は可愛らしい児童たちが踊る姿を見て、目を細めていたそうです。3月24日には閉校式が行われ、市長をはじめ地域の人々、保護者、卒業生など村木小学校を愛する人たちがたくさん集まり、小学校との別れを惜しんでいました。(2018年12月執筆)