魚津市立西布施小学校 閉校
- 文化・教育施設
2016年3月31日に閉校した魚津市立西布施小学校(富山県魚津市長引野152)は、1873年に静亮小学校が創立されたことから始まります。その後、幾度かの合併や改称を経て1952年に西布施小学校となり、64年もの歴史がある小学校です。自然豊かな場所に建っていた西布施小学校の近くには昔から蛍がたくさん生息しており、小学校では観測会が行われていました。その蛍を守るために、学校では2003年、学校の敷地内に「ほたる川」と名付けた水路を作成。地域住民と力を合わせ、蛍が住みやすい環境を整えながら蛍を育てるという活動も行ってきました。閉校後の2017年、小学校の跡地には地域活性化センター「西布施交流館」が建てられ、地域の人々が利用しています。小学校はなくなってしまいましたが、新しく立てられた交流館に足を運んで、小学校の思い出を懐かしんでみてはいかがでしょうか。(2018年12月執筆)