東京都済生会看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
医療現場で活躍する多くの看護師を輩出してきた、東京都済生会看護専門学校(東京都葛飾区立石8丁目41番8号)が2018年3月をもって閉校となり、23年の歴史に幕を閉じました。母体は東京都済生会中央病院であり、学生たちにとっても実践的な授業を受けることができたり、就職活動を行う上で大きな強みとなっていたようです。また、少人数のクラスだったことで団結力も高まり、大変な実習も力を合わせて乗り切った思い出を持つ人も多いでしょう。
今回閉校した3年課程は1995年の開校でしたが、看護師を育成する場としての歴史は長く、看護婦講習所として開校したのは100年以上も前のことでした。同校が閉校したことは、古くから学生を見守ってきた近くの商店街にも寂しさを感じさせます。母校への愛着がある方は団結を深めた実習先の病院や、仲間と歩いた駅までの道のりを辿り、夢を追った日々を振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2019年1月執筆)