蒲田医師会立看護高等専修学校 閉校
- 文化・教育施設
1959年の創立以来、看護の現場に欠かせない多くの人材を輩出してきた蒲田医師会立看護高等専修学校(東京都大田区蒲田4-24-12)ですが、実習現場の確保の難しさから2020年3月をもって閉校し、61年の歴史に幕を下ろすことになりました。
蒲田医師会立看護高等専修学校は1学年40名の少人数制度で、個別の関わりを深めながら専門分野を学び、2年間で准看護師になるための勉強ができます。また、学校は羽田空港に近いことから、航空機事故消火救難救護訓練に学校をあげて参加。地域保健医療はもちろん、災害医療についても理解を深めるカリキュラムは蒲田医師会立看護高等専修学校の大きな特色の1つです。現在は閉校に向けて、長い歴史の最後となる学生が日々夢に向けて奮闘しています。卒業後は就職、進学と道が分かれる中で、仲間と学んだ校舎に思い出がある方は、閉校前に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年1月執筆)