四万十市立中筋中学校 閉校
- 文化・教育施設
1947年に創立された四万十市中筋中学校(高知県四万十市有岡1008番地)は、2018年に創立70周年を迎えた、歴史ある中学校です。2017年度には高知県教育委員会から「小規模・福祉機構における未来づくり推進校事業」の指定を受け、授業の改善などを取り組むことで、主体的・対話的に学び合う生徒の育成を目指してきました。生徒が主体となって考えを出し合い、意見を交換し合うことで、自ら課題を見つけ出し、深く考えを持つことができるようになったようです。一時は生徒数が150名近く在籍していたこともありましたが、近年は生徒数が減少。四万十市では、2021年4月を目標として同校と周辺の中学校の統合を決定しているため、その長い歴史に幕を下ろすことになっています。元気な子どもたちの声が聞こえなくなることに、地域からは寂しさの声が上がっています。統合される前にもう一度、中学校を訪れてみてはいかがでしょうか。(2019年1月執筆)