広島県立海田高等学校 定時制課程 廃止
- 文化・教育施設
学び方が多様化する中、広島県と広島市は共同で定時制課程と通信制課程を統合再編し、2018年4月に広島市立広島みらい創生高等学校が開校しました。これにより広島県立海田高等学校(広島県安芸郡海田町つくも町1-60)が、2020年の定時制課程廃止へと準備を進めています。
海田高等学校の前身の創立は1942年。その後1968年からは定時制課程を導入し、勤労青少年の学びを支援してきました。全日制と時間帯は異なるものの、生徒は授業や部活動など学生として与えられた時間をのびのびと楽しんでいます。年齢も経験も違う人間の集まりに、全日制とは違う刺激を感じた思い出のある卒業生も多いでしょう。思い出のある方は定時制課程廃止となる前に現地を訪れ、卒業に向けて取り組んだ特色ある教育の場に当時を偲んではいかがでしょうか。
(2019年2月執筆)