豊中看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
大阪モノレール少路駅から徒歩約10分の場所にあった豊中看護専門学校(大阪府豊中市上野坂2丁目6-1)は2018年3月31日に閉校となり、41年の歴史に幕を下ろしました。同校は1977年、豊中市医療保健センターの地域医療体制確立と地域住民の健康保持増進を目指した事業の一環として開校。当初は「豊中市看護学校」「豊中市准看護学校」と別々の2校でしたが、1981年に現在の「豊中看護専門学校」に統合されました。
医療現場に出るための実習課程は厳しく大変だったようですが、講師が親身になってくれたり、体験談をわかりやすく教えてもらえるなど、学生からの評価は高かった学校です。「ここで学んだことが、その後の社会人の礎だった。本当に感謝しています」。卒業生の声です。40年に渡って地域の医療人材を輩出してきた同校。惜しまれる閉校ですが、その歴史と伝統はすべての卒業生に引き継がれているようです。同校にゆかりのある人は、もう一度現地に足を運んでみませんか。
(2018年12月執筆)
清潔感のある美しい校舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:LOCO様/PIXTA