泉北高速鉄道 解散
- 乗り物
泉北高速鉄道の歴史は、1965年に設立された大阪府都市開発株式会社をその起源とします。1971年に中百舌鳥・泉ケ丘間で営業を開始され、同鉄道の実質的な歴史が始まりました。
2014年には、南海電気鉄道が大阪府等から株式を取得し、社名を泉北高速鉄道株式会社に変更されました。その後、2022年4月1日に南海電鉄の完全子会社となりました。
近年の沿線人口の減少やコロナ禍による生活様式の変化などに伴う鉄道需要の構造的な減少や人材確保の観点など種々の要因に対応すべく、南海電鉄との経営統合が既に発表されています。そして、2025年4月1日に南海電鉄への吸収合併が正式にアナウンスされました。このタイミングで、「泉北高速鉄道」の名称は消滅します。
この統合により、運賃体系の見直しや地域活性化などの取り組みが期待されていますが、長年営まれた「泉北高速鉄道」の名称に愛着を持たれている方も多いのではないでしょうか。是非一度、泉北高速鉄道をご利用されてはいかがでしょうか。
(2024年10月執筆)
「泉北高速鉄道」の名前は永遠に人々の心に記憶されることでしょう。
PHOTO:写真AC