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門真プラザ 取壊

  • 商業施設

門真プラザは、門真市の玄関口として1970年代初頭に京阪本線門真市駅前に誕生しました。高度経済成長期の1960年代後半、門真市は急激な人口増加に直面し、財政難の中で新たな都市拠点を整備する必要がありました。そこで市は、民間企業である大手商社を巻き込み、土地の多くを同社に売却、同社が建物の区分権をテナント事業者に販売するという「門真方式」と呼ばれる先進的な民活手法を採用しました。

しかし、民間参画による権利関係の複雑化や建物の老朽化、耐震性の問題が長年指摘されてきました。現在、門真プラザは2026年度から建て替えを含む再開発が始まる予定で、駅前広場や新たな商業施設、オフィス、市営住宅などを含む大規模な再整備が進められます。完成は2029年ごろを見込んでおり、門真市の新たな顔として生まれ変わる計画です。

門真プラザは長年、市民の暮らしや思い出の舞台となってきました。これまでの運営主体・関係者様の尽力に敬意を表し、再開発後も新たな歴史と賑わいがこの地に刻まれることを願われます。

PHOTO:PIXTA

(2025年5月執筆)

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