長野県須坂商業高等学校 閉校
- 文化・教育施設
1926年に開校し、「須商」の略称で親しまれてきた須坂商業高等学校(長野県須坂市須坂1150)が2017年3月末で閉校し、90年の歴史に幕を下ろしました。実践形式で商業を学ぶために1965年より模擬会社「須商ストア」を設立して活動を行ってきたという特色があります。その伝統は長く続き、須商マーケットとして年に1度地域住民にも開放された模擬店舗をオープンさせていました。最後の須商マーケットでは、物品販売、飲食店など幅広い販売が盛大に行われました。また、同校は全国高等学校簿記選手権大会で2年連続の総合優勝という輝かしい成績も残しています。同校は再編統合に伴い閉校となりましたが、同校で学んだ思い出のある方は、折を見て学校があった場所を訪れてみてください。懐かしい思い出がよみがえってくることでしょう。(2019年4月執筆)