瀬戸市立祖東中学校 閉校
- 文化・教育施設
愛知県瀬戸市にある瀬戸市立祖東中学校(愛知県瀬戸市中山町1)が、2020年4月に閉校し73年の歴史に幕を下ろします。同校は1947年、瀬戸市の緑豊かな地に瀬戸市立第二中学校として開校。瀬戸焼で有名な地域であることから、せともの祭りの子ども陶芸展に参加するなど伝統工芸に触れながら郷土の歴史を学んでいます。また、ニュージーランドの中学校と国際交流をしたり、福祉活動を体験したり多くの行事があります。部活動においても野球、テニス、柔道、剣道などの運動部や音楽部など積極的な活動を行っており、大きな大会にも出場しています。
同校の生徒数は2019年度116人でしたが、瀬戸市全体で少子化が進んでおり、教育環境を向上するため7つの小中学校を統合し、2020年4月に小中一貫校の「にじの丘学園」が開校します。祖東中学校の東側にある東公園に建設される予定です。独立校としては最終年度です。一度現地を訪れて心に焼き付けてははいかがでしょうか。
(2019年8月執筆)