木曽町立上田小学校 閉校
- 文化・教育施設
国道19号線のそばにある木曽町立上田小学校(長野県木曽郡木曽町新開1942)の創立は、明治時代である1873年。学校のそばには木曽川が流れる、非常にのどかな環境の中で子どもたちはのびのびと過ごしていました。長い間地元の子どもたちを見守ってきたことから、親子3代、親戚中がこの小学校に通ってきたという人も少なくないようです。
しかし2012年に統合により閉校となり、惜しまれつつも139年にも渡る長い歴史に幕を下ろしました。小学校としての役割を終えたものの、その歴史ある木造校舎はまだ保存されており、まるでまだ子どもたちがいるかのようなきれいな状態。上田小学校にゆかりのある方は、この校舎が見られるうちにぜひ足を運んで、当時の思い出を語り合ってみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
アットホームな雰囲気の入り口です。
シンプルながら機能的な木造建築です。
これからも美しい姿で地域の人を楽しませてください。
PHOTO:遍照の響き/上田小学校