南木曽町立妻籠小学校中学校 閉校
- 文化・教育施設
かつて賑わった宿場町としての街並みがそのまま残されている妻籠宿。その中には1873年に開設され、子どもたちが学んだ南木曽町立妻籠小学校(長野県木曽郡南木曽町吾妻611)があります。小学校には妻籠中学校が併設されていましたが、1968年に閉校。さらに小学校は1997年に最後の卒業生11名を送り出し、閉校となりました。
妻籠小学校中学校の作りは、中央玄関の部分のみがコンクリートとなっており、左右に伸びる校舎は木造という特徴的なつくり。現在、この小学校校舎と中学校校舎のうち、小学校部分を解体し、交流施設が建設される見通しとなっています。妻籠の雰囲気を壊さないような木造の施設を建設する予定となっていますが、妻籠小学校にゆかりのある方は、懐かしい校舎を見ることができるうちに足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
子供たちの元気な声が聞こえてきそうな廊下です。
伝統と格式を感じられる階段です。
長年にわたり子供たちをお守り頂き、本当にありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/妻籠小学校中学校